135th Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan in Kobe兵庫医療大学薬学部神戸学院大学薬学部 日本薬学会 第135年会(神戸) 2015年3月25日(水)・26日(木)・27日(金)・28日(土) 大阪大学大学院薬学研究科・薬学部 公益社団法人 日本薬学会 公益社団法人 日本薬学会 FAQ
 組織委員会から
 
組織委員長挨拶
−日本薬学会第135年会(神戸)の開催にあたって−
組織委員長 小林 資正
大阪大学薬学研究科教授

 日本薬学会第135年会は、2015年3月25日(水)から28日(土)までの4日間、神戸市で開催されます。今年度の年会は「薬学が拓く、健康と未来」をテーマに掲げ、創薬から医療に亘る最前線研究の情報発信を通じて人類の健康と福祉さらには安心と安全を担う薬学の発展に寄与することを目的としております。さまざまな領域で薬学に携わる研究者や技術者が集い、分野の垣根を越えて薬学の将来をともに考え議論したいと思います。皆様のご協力により、さらなる飛躍のための刺激を与えあう機会となることを切に願っています。

 第135年会(神戸)は、特別講演、受賞講演、シンポジウムや一般口頭発表を実施する神戸学院大学と兵庫医療大学がありますポートアイランドエリアの会場と、ポスター発表及び機器展示を実施します神戸サンボーホールとデザイン・クリエイティブセンター神戸の両ホールがあります三宮エリアの会場で開催します。両エリアは互いに少し離れておりますので、両エリア間を結ぶシャトルバスを運行し、ご参加の皆様がスムーズに会場間の移動ができるようにと準備を進めております。

 第135年会でも例年通り、3月25日(水)に代議員総会、授賞式を実施し、3月26日(木)から3月28日(土)は、会頭講演、受賞講演および一般学術発表 (口頭発表、ポスター発表)の他、海外の第一線で活躍される著名な研究者を招聘して行う特別講演会、ランチョンセミナー、そして機器展示の実施を計画しております。

 今年度は一般学術発表の口頭発表は約1,100題あり、講演および口頭発表はすべて神戸学院大学及び兵庫医療大学の両大学の全24講演会場において実施します。本年会では、2002年にノーベル化学賞を受賞された田中耕一先生に特別講演をお願いしており、また、海外から8名の著名な研究者による特別講演会を実施させていただきます。また、大学院シンポジウム5件を含む75件の一般シンポジウムを実施し、最新の情報に直接触れる機会を提供致します。

 今年度は、理事会企画の国際交流シンポジウムとして、米国薬学会および韓国薬学会との交流シンポジウムと国際薬剤師・薬学連合FIPのフォーラムに加えて、新たに国際創薬シンポジウム“International Symposium for Medicinal Sciences”が企画されました。本シンポジウムは,大学の研究者だけでなく企業の創薬研究者の方々にも数多くご参加いただくことにより、将来的には薬学会年会が世界の創薬研究者の情報交換の場として機能することを目指すものと位置づけ、発表はすべて英語と致しました。2題のPlenary Lectureと4題のInvited Lectureのほかに、本シンポジウムの大きな特徴としてInvited Poster Presentation の実施が挙げられます。日本を代表する製薬企業を中心に海外(インド、オランダ、シンガポール,米国) からの発表も含めて25演題の選りすぐった発表が集まりました。本シンポジウムは、世界レベルのMedicinal Scienceに関するシンポジウム企画であり、創薬と育薬(臨床現場の薬剤師)の研究者集団として独自の発展を遂げた日本薬学会を世界にアピールする契機になることを期待しております。

 一方、神戸サンボーホールとデザイン・クリエイティブセンター神戸では、一般学術発表のポスターセッションとして約2,500題のポスター発表が3月26日(木)から3日間、午前と午後の2交代制で実施されます。またサンボーホール神戸の展示会場では、薬科機器の展示、新薬等の展示、書籍の展示・販売、文献情報システムの展示などを予定しています。

 例年、多くの海外研究者や留学生の参加がある日本薬学会年会は、薬学関係の学術会議としては世界最大級のものであり、本年会が参加者に与える新鮮な知識と刺激が世界をリードする新しい薬学研究の方向性の決定に大きく寄与するものと期待されます。

 年会会場へのアクセスには、神戸空港や山陽新幹線が便利ですが、伊丹空港や関西空港からのリムジンバスもあります。多くの方々のご参加をお待ちしています。

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