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組織委員長挨拶

〜日本薬学会第127年会の開催にあたって〜
組織委員長 
倉石 泰(富山大学)
 
41年ぶりに富山で開催
日本薬学会第127年会を、2007年3月28日(水)〜30日(金)に富山市で開催します。また、総会、授賞式と市民講演会を前日の3月27日(火)に開催します。富山での開催は、1966年春の第86年会以来ですので、41年ぶりになります。
会場は大きく3地区に分かれます。第1地区には、富山城周辺に位置する富山国際会議場、富山県民会館、富山市民プラザが在り、総会、特別講演、授賞講演、シンポジウムを行います。シンポジウムの一部は、第2地区(ボルファート富山)でも行います。第2地区の富山市総合体育館では、ポスターと機器展示等を行います。第3地区の富山大学五福キャンパス(旧富山大学)では一般口頭発表を行います。各地区間にはシャトルバスを運行する予定ですが、第1地区と第3地区の間は市街電車を利用することもできます。
 
テーマは「個の医療の創生をめざした薬学の新展開」
ヒト・ゲノム配列の解読を受け、個々の患者に最適な医療を提供する取り組みが進められていますが、これは、研究と医療現場の両方で、日本薬学会の会員の皆様の貢献が求められる分野でもあります。第127年会では、個の医療の創生における薬学の大いなる貢献を期して、「個の医療の創生をめざした薬学の新展開」に掲げました。
特別講演やシンポジウムなどはほぼ例年通りに行う計画です。若手研究者への口頭発表の機会の提供を更に進め、大学院生に加え、若手の教員と研究者にも口頭発表を可能とします。また、第126年会で初めて試みられた大学院生シンポジウムも継続する計画です。
本年4月に薬学部の6年制課程がスタートしました。日本薬学会の年会も、4年制と6年制の両課程の学生と卒業生に魅力あるものにすることが必要です。日本薬学会年会問題検討委員会での検討を受け、第127年会においても、この課題に向けた取り組みを開始したいと考えています。
 
第127年会への参加を
ほとんどの会員にとって初めてとなる富山での日本薬学会年会に、皆さんが参加されることを期待しております。

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